発注者さん!販促物への情報の詰め込みはホドホドに。
- kanna-i
- 2016年4月21日
- 読了時間: 2分
交通広告(車内吊)やポスター、チラシ、DM、冊子などにはそれぞれの役割があります。
が、クライアント(発注側)に立っている方に、まずはひと~つだけ気をつけていただきたいこと。
とにかく「情報を詰め込みすぎないこと!」
コレ重要です。
すみませんが、「そんなん知ってるわ!」と思われた方も、ぜひもう少し読んでください。
もちろん、
・何かしらの思惑が後から出てきた
・提出されてきた初稿が物足りない
・上司にごちゃごちゃ言われてしまった、困ったぞ…
などの理由で、「もっとコレ入れてよん!」とおっしゃることもあるでしょう。
とりあえずは「アレもコレも入れたい」「ここの本文増やしたい」
を取りあえず言ってみてもいいでしょう(校了前とかはナシですよ!)。
例えば、スーパーのような折込チラシであれば、情報たっぷり感が有効なことも
あるかもしれません。
でもでも、大抵の場合は、
情報がある程度キュキュっとしている方が読みやすい、見やすいものなのです。
ですから、それをいつでもすんなり聞いてくれる広告代理店や制作担当者よりも、
「それだと文量が多すぎて顧客に読んでもらいにくいと思います。こちらでまとめなおしていいですか?」 「では、それを入れるなら、ここを減らしたらどうでしょう?」
「レイアウト(デザイン)が崩れちゃうので、例えばこうしませんか?」
などと提案してくれるパートナーを見つけ、やりとりしていただきたいと思います。
もちろん、時間に追われて「もう言われた通りやるしかない!」
というケースが多いのも業界の実状ですが…。
追記ですが、「アレもコレも目立たせて」というのも本末転倒。
キャッチコピーやボディコピー、アイコン、イラスト、名称やら…。
クライアント(発注側)の初心者さん、もしくは変に手慣れてしまった方は(あら、ごめんなさい…)
「アレもコレも大きくして!」とか、「ココの色をキンアカに!」などとという
細かなデザイン指示をしてしまいがちですが、
正直、(特に)デザイナーは萎えます。
そして、迷いの森に入ることも、あります。
ですので、 「全体がちょっと寂しい気がするねん」とか「もう少しメリハリが欲しい」「タイトルだけはもっとドーンといきたい!」など、
今、まさに感じていることを制作者に伝える。
これを大切にしてくださいね。







































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