乳がん&子宮がん「私は大丈夫!」とは思わないこと。
- kanna-i
- 2016年6月11日
- 読了時間: 3分
ちょっぴりご無沙汰しておりました。
このブログをつくったことで、仕事のお問合せをいただいたりと嬉しいばかりです。
細々とでも頑張って続けていこうと思っています。
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さて、小林真央さんが進行性の乳がんであり、長らく治療を続けられているということを
ご主人である市川海老蔵さんが告白されたのは、皆さんご存知のことと思います。
「ガン情報サービス」のHPによると、
女性の死亡者数5位(2014年)、女性の罹患数1位(2011年)は乳房のガンとなっており、
乳がんと女性の健康は切っても切れないものだと言えるでしょう。
『女性の方は「子宮がん検診」「乳がん検診」は必須です!』と書きましたが
女性はできれば1年に1回、最低でも2年に1回、これらの検診を受けていただければと思っています。
私自身、35歳の時にどちらも初めて受診したのですが
実は、乳がん検診のマンモグラフィで左の乳房にしこりがあるとの疑いがあり、
その後、超音波をしても明確にはならず、
大学病院に紹介状を書いていただき詳しい検査をしてもらうことになりました。
そこでは「マンモトーム生検」という検査を行いました。
これは、乳房を小さく切開して組織を摂る検査のことを指しますが、
実際には直径約3~4mmほどの長い針をブスッと刺し、病変から一部の組織を吸引して採取されました。
大学病院というのもあり、多くの研修生が見学するなか胸をさらけ出すという
恥ずかしさもありつつ…でしたが(苦笑)、無事に検査が終わり結果が出るまではドキドキ。
結果としては「乳腺線維腺腫(乳房内の線維組織と乳腺が増殖することで形成される良性の腫瘍)」
というものでしたが、
もう片方の乳房には良性の「石灰化(カルシウムの沈着)」も発見。
「いずれも問題は無いでしょう」という判断をいただきました。
が、やはり検査の直前には「もしガンだったらどうしよう…」という不安がよぎったのを憶えています。
それから半年に1回は経過観察のため検査に通うようになりましたが、
万が一、乳腺線維腺腫や石灰化が悪性のものに変わることがあっても、もしくは新たに何かが出現しても、
「ほぼ初期で見つかるだろう」と思うだけで安心感があるものです。
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では、乳がんや子宮がんを予防するにはどうしたらいいのでしょうか?
実際に、大学病院の乳腺外科の先生に気をつけるべきことや、原因を質問しましたが
はっきりとした答えは出てきませんでした。
子宮がんについても同様に、婦人科の先生に質問したことがありますが同じような答えでした。
女性ホルモンなどの関係で、出産していない女性が乳がんになりやすいと言われますが
小林麻央さんは2人のお子さんを産まれても乳がんになられていますよね。
北斗晶さんもそうだったと思います。
ですから、子宮がんや乳がんというものは、
「○○な人はなりやすい」などという説や研究は多くありつつも、
実際に防ぐ方法はなかなか無い、ゆえに誰でもなりやすい病気だと言えるのではないでしょうか。
ということは、「私は大丈夫!」とは決して思わないことです。
たとえ、もし会社員であっても子宮がん検診や乳がん検診はオプションであったり、
数年に一度ということも多いでしょう。
最近、これらの検診を受けていない女性の方はぜひ、市の検診などもありますので調べて行ってみてくださいね。







































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