オーガニック=肌にやさしい、わけじゃない。
- kanna-i
- 2016年4月11日
- 読了時間: 2分
ここ1年ほど、アレルギーに関するコピーライティングの仕事をいただいています。
今日は、そこで学んだことをひとつ。
突然ですが、よく耳にする「オーガニック」とは何でしょう?
大辞林には、「有機体の」、「化学肥料や農薬を使用しない野菜や、添加物を入れていない食料品などをさす言葉」
などと記載されています。
つまり、オーガニック商品とは農薬を使わない有機栽培でつくられた商品のこと。
では、皆さんがお持ちのオーガニック商品のイメージとは?
たぶん、「自然のもの」や「肌にやさしい」などというものではないでしょうか。
この、「自然のもの」はさておき、「肌にやさしい」というイメージが実はくせ者なのです。
実際、オーガニックと謳われている商品には植物エキスなどが入っていて
アトピーなどのアレルギーに効果的に働けば良いのですが、
肌が異物と判断してしまう可能性を含んでいます。
もちろん、これはオーガニック商品以外にも当てはまりますが、
アレルギーというのは、自然由来の成分で起こる頻度も高いもの。
だから、自然のものを使ったオーガニック商品は、「肌にやさしい」とは言い切れません。
個人的には、「オーガニックコスメなどは丈夫な肌の人にこそ最適な商品なのでは?」と思っています。
とはいえ、オーガニック商品には、非常に原材料や効果などにこだわり抜いた
良いものがたくさんあります。
アレルギーではないにしろ、肌の弱い私が長年使っているオーガニックコスメもあるんです。
ですが、とにかく…
「オーガニック商品=肌にやさしいから安心」ではなく、
他の商品と同様、人によって「合う・合わない」があるということをぜひご理解いただきたいのです。
これは、アレルギー症状が強い方はご存知のことで、重々気をつけられているはずですが、
「自分はちょっと肌が弱いな」という方は特に、「オーガニック」ものに慎重になっていただきたいと思っています。







































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